2008年 11月 08日
小さなコダワリ その1でも申し上げたが、私は「ペヤングソースやきそば」が好きだ。 たまに、むしょうに食べたくなる時がある。 他人の食べているそれの匂いを嗅いだ時など、その思いは絶頂に達する。 さて、この「ペヤングソースやきそば」、私なりに食べ方というものがある。 今日は、皆さんに、この食べ方をご紹介しよう。 くれぐれも、 雨が降ってしまったから、PINARELLOでのすみた行きが中止になり、 AKOは友達と入間のアウトレットに行ってしまっていて、 独りやる事がなく、暇だから、こんなネタを書いている、 ・・・なんて、勘ぐりを入れないよう、お願い申し上げる。 休日の貴重で多忙の中、弊ブログをご覧頂いた皆様だけに、 感謝の意を込めて、そっとご紹介するのである!爆 1.かやくを麺の下に入れる かやくである乾燥キャベツと乾燥肉を、無造作に麺の上にぶちまける輩がいるが、 私に言わせれば、邪道甚だしい! かやくは、そっと乾燥麺の下に敷こう。 何故か? それは、お湯を排水する時に、蓋の裏に農家の方からの恵みである貴重なキャベツをはり付けない為だ。 2.お湯を注いだら2分半 蓋の説明書きには、確かに3分と書いてある。 ここで、優等生ぶって説明書きを鵜呑みにする輩は、 一度、イタリアに行って「アルデンテ」の意味と食感を体験してきて頂きたい。 美味しいペヤングにこだわる通な貴兄ならば、迷わず2分半。 ここで、どんなに通になろうとも、職人の勘に頼ってはいけない。 きっちり、腕にはめたCASIOプロトレックのストップウォッチ機能を利用しよう。 ちなみに、CASIO株は株価が3分の1になり、巨額の含み損と共に塩漬けになっている!! また、それ故という訳でもないが、私がイタリアに行った事がないことも、この際深く言及しないでおく。 3.お湯はキッチンで捨てる 熱湯には2分半のお役目を終えたら、お名残惜しいが下水として消えて頂く。 ここで、ペヤングにありつく前に行う二つの儀式がある。 それは、キッチンに熱湯を注ぐ時に、ステンレスが熱で「ボン!」という音を立てるのを聞く事、 そして、熱湯から放たれる芳しき香りを楽しむ事、この二つである。 ステンレスの音を聞き、「ペヤング直前」を再認識し、 芳しき香りで気分を高揚させ、口に入れる瞬間に最高の状態にもっていくようにする。 くれぐれも「ボン!」の音を聞けない洗面所等に排水しないよう。 綺麗な小川などに捨てるような輩は問題外で、名残惜しいが自身が東京湾の底に下水として消えて頂く。 4.ソースを入れた後はかき混ぜ過ぎない 熱湯をきちんと排水した後は、最後の段取りのソースとスパイスかけだ。 青海苔とスパイスの袋は繋がっているので、まとめて開封して、まとめてかけるのがTakuma流。 ゴミが分散せず、手間も2分の1で作業効率性が良い。 さて、ソース、スパイス、青海苔をかけた後、当然かき混ぜる訳であるが、 ここでかき混ぜ過ぎに注意したい。 かき混ぜる理由は、均等にソース等が麺に行き渡る為なのだが、 通は、この「かき混ぜ」を8分目で止める。 それは何故か? 濃い味と薄味の2通りの味を、同じ食事内で楽しんでしまおうという飽くなき探究心からである。 下町のそれを連想させる濃い口のソース味、 キッチンで嗅いだ芳しき香りがほんのりと残る薄口味。 これを両方とも楽しめたら、免許皆伝。 あとは、めくるめくペヤングの世界を楽しんでもらいたい。 いかがであっただろうか、今回のペヤング道。 最後になるが、 会社名は「ペヤング」ではなく、意外に知れていない「まるか食品株式会社」(群馬県伊勢崎市)である事、 また、「焼きそば」ではなく「やきそば」であるというのは、 「実際に焼いていないではないか」という、 信じがたいが荒廃した昨今では実際に有りそうなクレームに対応する為ではないかと、 私が勝手に推測している事、 この2点を付け加えて、結びとしよう。 Takuma@一般道各駅停車の旅 即
by ichikakutabi
| 2008-11-08 16:06
| コダワリ
|
Comments(16)
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HARU
at 2008-11-08 19:00
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まいど
以前お湯を捨てる時に、麺まで捨ててしまい 悲しい思いをした事ありますね! これって、Takumaさんもあるでしょ??
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ichikakutabi at 2008-11-08 20:22
ライフ長者のHARUさん、まいど!
ふふふふ。 私は、慎重に香りを長く楽しむためにゆっくり排水しますから、 この手の失敗はないのですよ!! それどころか、排水口の3つの爪を全開にしないので、 麺の破片もこぼしません! もっとも、昔は3つの爪が付いていなかったので、 どんなに慎重に排水しても麺の破片が流れ出てしまっていましたが・・・。 しかし、40歳過ぎのオヤジが、なんて小さな話をしているのでしょう!!爆
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サンタ爺
at 2008-11-08 21:15
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お湯を捨てる時、火傷をしないコツも教えて。
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KAZU
at 2008-11-08 21:42
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ペヤングだけじゃないです。UFOも、群馬です。
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南十字星
at 2008-11-09 00:19
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ほぼ、同じ食べ方をしてます(^^)v
私は、4番の工程だけやり方は変わりませんが、若干理由が違います。 2の工程の延長線上で、柔らかくなりすぎないために、混ぜる工程を短くしてるのが、私の理由です(笑) ぺヤングで盛り上がれる、これも我々の世代だけでしょうね!
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ichikakutabi at 2008-11-09 01:19
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ichikakutabi at 2008-11-09 06:22
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ichikakutabi at 2008-11-09 06:37
南十字星さん、くだらん暇つぶしに付き合ってくれて
ありがとうございます! あ、暇つぶしじゃないんだった!!笑 さて、共感して頂けるとは、よほどの腕前とお見受けします! まさか、ペヤング技能士1級をお持ちになっている? 私は5度目でようやく受かりました。 アルデンテを出すところで、いつもしくじっていました!? …って、ここまでくると、 もう、完全に訳がわかりませんね!爆
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ma-
at 2008-11-09 07:47
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いやいや勉強になりますね。(笑)
以前、3分どころか忘れてしまって7分半くらい経ってからお湯を捨てようとしたらもう、麺が全て吸ってしまって捨てるお湯が無いくらいのものにソースをかけて食べたことがありますがとても食べられるものではありませんでした。(自爆) それからは2分半にしていることを付け加えておきます。(笑)
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sasuke
at 2008-11-09 08:31
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ichikakutabi at 2008-11-09 09:22
ma-さん、おはようございます!
7分半!!(絶句) それは、もう、別の食べ物ですね!笑 佐野ラーメンのスープででも食べますかね! 今は2分半っていうのは素晴らしい!! さっき、KAZUさんがどん兵衛を食べるのに3分待とうとしていたので説教しておきました!笑 全てのカップ麺は2分半ーーーっ!!
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ichikakutabi at 2008-11-09 09:25
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ぱんち
at 2008-11-10 18:26
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アルデンテ理論に一票!!
ただし、例外としてどん兵衛と赤いきつねは4分半!! 学生時にテスト勉強の夜食にお湯お入れ待っている間に寝てしまい、6時間というのがありますが、もちろんスープもすべて麺が吸い、蓋を持ち上げていました。麺はハシでつかめませんでした。ちなみにテストの単位もつかめませんでした(爆)
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Hide
at 2008-11-10 21:23
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私は、ぺヤングを食べる時にする儀式は、開封したら
まず、麺を裏返した蓋の上に乗せて、器に残った麺の かけらをポリポリといただきます。 これが何とも言えず美味しいんです。 (もの足りない時は、チャルメラに粉末ソースを振り掛けて、 そのままポリポリいただいたりもします) あとは、大体、同じですね。 でも、熱湯をキッチンに捨てる時は、いつも水を流しながら 捨ててます。 熱湯をそのまま流しちゃうと樹脂の排水パイプが痛んでしまう 気がして。。
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ichikakutabi at 2008-11-10 22:09
ぱんちさん、ご賛同ありがとうございます。
どん兵衛と赤いきつねはデフォルトが5分でしたっけ? それでは、すいません。 4分半の間違いでした。 謹んで訂正させて頂きます。 あ、 でも、もうKAZUさんに2分半で食べさせちゃった!爆 どうりで、KAZUさん、変な顔をしてどん兵衛を食べてたんだ!!汗 KAZUさん、謹んでお詫び申しあげます!!<m(__)m>
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ichikakutabi at 2008-11-11 00:10
Hideさん、やってますね、「乾燥麺そのまま食い」!!
私はサッポロ一番みそラーメンの粉末味が一番好きです。 子供の頃は駄菓子屋で「サッポロ・・・」買って、よく食べてましたね。 袋の中で麺を砕いて、粉末のスープをかけて、 シャカシャカと振ってかき混ぜて食べるんですよね。 身体に悪そうだけど、美味いんですよね~。 缶蹴りをして遊ぶ時とかは、見つかって鬼と競走する時に、 鬼に向かって麺のかけらを投げたりするんですよね! 食べ物を無駄にする、人に向かって物を投げる等、様々な教育上の問題はありますが、 葛○区や足○区の子供に向かって、教育なんて難しい事を言っても・・・。 食うか食われるかの区ですから。爆 |
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旅のHP「一般道各駅停車の旅」の作者のブログ。車中泊の旅を1995年から始め、1998年からはキャンピングカーの旅に移行。1998年「マヨルカ」、2002年「アウトドアジュニア」、2013年「ジル・ノーブル」と三台乗り継ぐ。現在はノーブルで日本中の街並み、歴史探索、温泉巡り、グルメ食べ歩き、ロードバイクヒルクライム、山歩きの旅を継続中。 by Takuma カレンダー
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