年代からしてピッタリなんですかね。
私の周りの仲間たちが口々に
「観てきたよ、映画
ボヘミアンラプソディ!」
と報告しているのを聞きました。
そして、本日、遅ればせながら私も・・・。
まあまあの出来は確信していました。
何故なら、サントラは世界が数十年も前から絶賛していたから。
どんなに脚本がダメでも、俳優がダメでも、
大音量であの音楽を聞けば感動しない訳ありませんからね。
さて、観終わってからの感想はというと・・・。
それは、それは、感動しました。
私の中ではかなり出来の良い映画と位置付けられました。
自分も学生時代にロックバンドをやっていたので、
QUEENの音楽はそこそこ精通していました。
リアルタイムでも聴いていたし、
フレディ・マーキュリーのゲイの話やエイズの話も知っていました。
でも、私はDeep Purple~Rainbowと、
リッチーブラックモアを追っかけていたので、
バンドの成り立ちとかメンバーの生い立ちなどは
ここまで詳細には知らなかったんです。
ですから、フレディ・マーキュリーの家庭の話や奥様の話、
ソロに至った経緯等は、結構意外でした。
もっと恵まれた環境に生まれ、
順風満帆に成功に至ったと思っていました。
そこに加えて、
今でこそ多様性が認められるようになりましたが
当時は偏見でしか見られなかったバイセクシャルな性の問題、
そして、エイズという病の問題、
さらには、それを受け入れ、カミングアウトまでしていった勇気、
そんな困難を乗り越えた環境があったから、
ラストのライブエイドでは、あんなに涙腺が緩んだのでしょう。
「ボヘミアン ラプソディ」
素晴らしい映画だと思います。
また素晴らしい実話だと思います。
帝