北海道から去る時の何とも言えない名残惜しさ、
それはきっとフェリーでの出航だからなのでしょう。
楽しい旅の思い出をたくさん詰め込んでフェリーで離岸する時の寂しさは
旅の醍醐味であるとも、今までの北海道の旅では思っていました。
しかし、今回はたった1日の滞在、しかも、仕事の出張。
来るときも帰る時も飛行機による味気ないモノ。
なのに北海道を去る名残惜しさ。
これは一体何なのでしょう?
街の至る所に見受けられる厳しい冬との戦いの痕跡。
そして雪のない稀少な時期に一瞬見せる輝かしい世界。
自然や食材からヒシヒシと感じる東京からの果てしない距離。
開拓や樺太や北方領土の重い歴史。
これらの全てがボクに寄り添ってきて、
一瞬のうちに魅了してしまうからなのでしょうか。
これこそが、北海道の魅力であり、旅の魅力なのでしょう。
ありがとう、北海道。また、必ず来ます。
北