ウイスキーを飲みながらパソコンをいじっていた25時12分。
パンパンパン パンパンパン!
爆竹よりも若干低い花火のような音が
三連発、2回、合計6発聞こえました。
とっさに銃声だと思いました。
時刻からして花火はないでしょう。
窓が開いていたので覗いてみようとも思いましたが、
とっさに身の危険を感じてやめました。
この辺りには右翼事務所があって
昨年も発砲事件があったばかりなんです。
そのうち必ずパトカーのサイレンが聞こえてくるはず。
そんなことを考えながら様子をうかがってましたが
一向に外の気配に動きが感じられません。
そんな中で私の頭をよぎったのは
撃たれて一刻を争う負傷者の姿・・・。
居ても立っても居られず110番してしまいました。
開口一番「事故ですか?事件ですか?」とオペレーター。
「あ、事件の可能性があって電話しました。
他に同様の通報が入ってませんか?」
他に通報が入っていなかったので、
この時点で私が本件の「第一通報者」に確定しました。
この時はまだ、朝までの実況見分に付き合う事になろうとは
知る由もありませんでした。
続く