一対一で飲み交わす宴。
造語であると思うが、
私の後輩のM谷君はこれを「差し飲み」というので、
いつしか私も2人で飲むことを「差し飲み」というようになった。
彼はこの「差し飲み」が好きだと常日頃から言っていたが、
私も最近では、この「差し飲み」を好んでする。
大勢で大騒ぎするのも悪くない。
でも、一対一で飲む空間は独特の親近感があっていい。
普段恥ずかしくて話せないような本音や内緒話を
打ち明ける気にもなる。
会話に参加していない者に気を使う事もない。
まさに相手と本音の触れ合いが出来る空間。
だから私は「差し飲み」を好んでする。
何かの縁で、せっかく飲み交わす間柄になれたのだ。
もっともっと相手の事を知りたい。
もっともっと自分の事を知ってもらいたらい。
「人と契らば、濃く契れ」
俳優であった故川谷拓三氏の座右の銘であるが、
この気持ちが非常に良く理解できる。
そんな本当の仲間が必ず私の人生を彩ってくれると信じている。
Takuma@一般道各駅停車の旅